夏休みも折り返しを迎えた8月12日土曜日、大川橋で牟岐町夏の風物詩、牟岐あんどん展が開催されました。

牟岐町ではかつて、旧暦の七夕になると各家庭の軒下に飾られたあんどん。

 

あんどん展では、今年新たに作られたものから代々受け継がれているものまで、数多くのあんどんが大川橋を灯すようにずらりと並びました。

 

橋の一角には、牟岐小学校の児童が夏休みの宿題として製作した個性豊かなあんどんが飾られ、自分達がつくったあんどんを一目見ようと、多くの方々が見に来られていました。

 

また、地元の方のみならず、県内・県外からあんどん展に足を運ぶ方もちらほら見られました。大学時代の友人と1年ぶりに牟岐に訪れたという方や、かつて牟岐町内で活動をしていた方など、あんどんと共に牟岐町そのものを懐かしむ姿がうかがえました。

 

あんどんに灯されたやさしい光が、あんどんを見つめる人々の穏やかな表情をあたたかく照らしていていました。

 

島崎 恵茉

東京都出身  中央大学法学部政治学科在籍