2023年7月7日(金)、大阪天満宮で開催された「星愛七夕まつり」に合わせて、天神橋筋商店街3丁目の「天三おかげ館」にて、「牟岐町七夕祭り」を実施しました。天神橋筋商店街3丁目との企画は、初めての試みでしたが、牟岐町出身の方々をはじめ、多くの人に足を運んでいただきました。
物産品販売
このイベントでは、「天三おかげ館」と大阪天満宮境内にブースを出して、牟岐町の特産品の販売を行いました。牟岐町の関係者と大阪公立大学経済学部松本ゼミの学生が協力して、勝浦産の花かつお、実生ゆずを使った商品、関西では珍しいうつぼやカレイのおつまみなど、魅力的な商品が数多く販売されました。元気いっぱいの売り子の学生たちは、牟岐の法被を羽織り、ビールを飲むお父さんや家族連れのお母さんなどに商品をオススメしていました。
メインイベント!!「押し寿司体験」
今回の企画のメインイベントとして「押し寿司体験」が開催されました。牟岐町の押し寿司は2022年度に、文化庁による「100年フード『伝統~江戸時代から続く郷土料理』部門」に認定されています。「天三おかげ館」において、牟岐町ゆかりの方々をはじめ、総勢で35名の方々に参加していただきました。JAかいふ牟岐女性部の皆さんの指導のもと、木製の型に実生ゆずの酢飯や具材を詰めて押し寿司を作りました。このイベントには牟岐町ゆかりの方々だけではなく、忙しい中で様子を見に来てくれた商店街の店主さん、その商店街のお店の人に紹介されて参加した方、そして中には外国人の方にもご参加いただけました。参加者は国籍や年代も様々で、会場内は活気と実生ゆずの香りに満ちた和やかな雰囲気となりました。参加者からは「押すのが難しかった」といった感想や、「食べるのが楽しみ」といった声が聞かれました。
このイベントを通じて、多くの方々に牟岐町の魅力を知ってもらい、牟岐町や徳島県出身者には故郷を思い出してもらうきっかけとなったのではないかと思います。
あんどん展示
牟岐町の伝統の一つで、旧暦の七夕に各家庭の軒下に飾られる「あんどん」の展示も行われました。実際のあんどんやミニあんどん、そして松本ゼミの学生がイベントで作ったあんどんなどが「天三おかげ館」や天満宮のブースで展示されました。イベントに来た子供たちも興味津々で、押し寿司体験の後に、押し寿司とあんどんを持って記念撮影が行われていました。
「牟岐町七夕祭り」を終えて
今回のイベントでは、牟岐町ゆかりの方々をはじめ、たくさんの方々にご来場いただきました。ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
また、8月27日には天神橋筋商店街で開催される「天神天満阿波踊り」でも、徳島県牟岐町を盛り上げるお手伝いをさせていただく予定です。
大阪公立大学松本ゼミは、牟岐町からは離れた場所に住んでいますが、牟岐町と牟岐町外の方々とを「繋ぐ」取り組みを、今後も精一杯行っていきたいと考えています。
今後とも、よろしくお願いいたします!!