牟岐町では産業事業や地方創生事業、教育事業をはじめ、多種多様な大学・学生団体・個人大学生が町を訪れ地域づくり活動や教育活動を行っています。

今年新型コロナウイルス感染症の影響で成人式が延期となりました。そんな悲しみの中、新成人を迎えた若者が町長へ提案!賛同して頂き、本町で活動する15歳から25歳までの大学、団体、個人(大学)に参加していただき、『牟岐みらい会議若者事例発表会』が開催されました。

牟岐みらい会議発案者、新成人2名の司会で始まり参加団体、個人と次々に発表していきました。

京都産業大学現代社会学部木原ゼミ、徳島大学建築サークルAUT、徳島文理大学人間生活学部食物栄養学科「もちっとむぎゅっと会」、インターン2名、牟岐カレープロジェクト、特定非営利活動法人ひとつむぎ、一般社団法人HLAB、your placeプロジェクト、新成人2名、それぞれが今年度牟岐町でどのように活動しどんなことを思ったのか。

コロナ禍の中で一度も牟岐町を訪れることができなかった京都産業大学の学生は、オンラインを通じて町民との関わりを深めていくのは大変だったと思います。そんな中でも牟岐町の防災に対して研究し1つの成果物として冊子を完成させました。

大学生は「防災対策が重要なんだとインタビューを通じてあらためて感じた」

「牟岐町防災サークルで中学生が活動している姿を見て、コロナが終息後牟岐町を訪れ直接お礼が言いたい。」と。

そのほかにも様々な発表があり、どれも素晴らしものであり牟岐町で暮らす私達でさえ新しい発見ができました。

発表会に参加されていた喜田議員は、「個々の大学同士のつながりができたら、牟岐町の魅力をもっと引き出してくれそう。ふるさとがない大学生にとって牟岐町がふるさとになったらいいな」。

平山議員は「一言で言えばめっちゃうらやましい!自分らの時はできなかった事だな~。社会と学生との共通点はあるが、学生にしかできない挑戦があると思うので頑張って下さい。若い力で牟岐町を応援して下さい。」

発表会でも講評をいただいていた枡富町長は「牟岐町、それぞれの大学との情報共有の場になってよかった。これからも町内外の大学生の活躍に期待しています。みなさんと一緒に牟岐町を盛り上げましょう。」

最後に今年度牟岐町に携わってくださった大学生は一様に「牟岐町の人々の協力なしではここまでできなかった。手放しで協力してくれる牟岐町民のあたたかさを感じました」と言ってくれました。

私達牟岐町民も牟岐に関わってくれるたくさんの大学生がいるからこそ、改めて牟岐町の魅力を再発見できたと思います。

次回3月21日に第2回牟岐みらい会議が開催されます。その場でどんなお話が聞けるのか、どんな魅力を引き出してくれるのか。

大学生の無限の可能性を今から楽しみにしています。

会場ロビーには町民の方々が発表を見つめていました。