月に一度の『まぜくりの日』
波止の家では毎月一回、婦人会の方々がまぜくり寿司を作りをしています。
まぜくりとは牟岐町の伝統的な料理のひとつで、甘い金時豆が入ってるのが特徴的なちらし寿司です。
島での伝統料理、れんこ鯛を煮つけたお出汁でで食べる『島そうめん』、島で取れる天草を使った『天草ようかん』と一緒に
冠婚葬祭はもちろん、お祭や行事には欠かせないまぜくり寿司。
材料は一つ一つ手作り。
婦人会の方々のたっぷりの愛情が調味料ともなっています。
出来上がったまぜくりはパック詰めされ並びます。
島の方々が波止の家まで取りに来られたり、婦人会の方がお家まで届けたり……
行った先々では『元気なけ?』、『今月も持ってきたじょ』などと会話を楽しんでおられます。
婦人会の方々は『毎月みんなの元気な顔を見ることで安否確認にもなるんよ』と。
高齢化が進む島での大切な時間となっています。
一つ一つ丁寧に手作りしています。
まぜくりの出来あがり
郷土料理。まぜくり、島そうめん、れんこ鯛の煮つけ、天草ようかん。
出羽島婦人会の方々